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読書習慣

なぜ本を読み終えられないのか(そして、本当に大切な本を読み切る方法)

約6分
しおりがページの合間からのぞく、読みかけの本の山

本棚には、紙の本も電子書籍も、3分の1ほど読んだところでしおりが挟まったままの本がずらりと並んでいます。よし読もうと意気込んで始めても、60ページあたりのどこかで、その本はいつのまにか静かに、日々の暮らしから姿を消していく。読みかけの本を集めるのではなく、本を読み終える方法を知りたいなら、まず理解しておきたいのは、これがごく普通で、よくあることで、そして直せる問題だということです。あなたはダメな読者ではありません。足りないのは仕組みで、もしかすると読む本を間違えているだけなのです。

読書に関する研究では、人が読み始めた本のかなりの割合が最後まで読まれないことが示唆されています。それは個人の欠点ではありません。興味があちこちに広がって、仕組みがそれに追いつかないときに、自然と起こることなのです。

要点

本を読み終えられないのは、一度にたくさんの本に手を出し、義務感で読み、間の空いた時期に勢いを失い、読んでいる本を目の前に保つ仕組みがないからです。解決に必要なのは、より強い意志ではありません。間違った本を罪悪感なく手放し、今読んでいる一冊を守り、実際に達成できる小さな毎日の目標を決め、決まった時間に結びつけ、進捗を記録して読み終えるゴールが見えるようにすること。Leaf なら、1日のページ目標か読了日を設定し、残りページが減っていくのを眺め、今読んでいる本をいつも目の前に保てるので、次の新しいタイトルの陰に埋もれてしまうことがありません。

なぜ本を途中でやめてしまうのか

理由がひとつだけということはめったにありません。たいていは、小さな理由が積み重なっているのです。

  • 一度にたくさん始めすぎる。 3冊を同時に開いていると、どの1冊も勢いがつかず、結局3冊とも止まってしまいます。
  • 義務感で読んでしまう。 みんなが傑作だと言う本が、今夜のあなたが読みたい本とは限りません。義務は弱い動機にしかなりません。
  • 間が空いて流れを見失う。 1週間空けば登場人物はぼやけ、論旨は薄れ、また読み始めるのがひと仕事に感じられます。
  • 仕組みがない。 本が目の前にないから、次の新しいタイトルがその場所を奪い、前の本は消えてしまいます。

ここに「自分は怠け者だ」や「集中力がない」というものはひとつもないことに気づいてください。どれも実際的な問題で、実際的な解決策があるのです。

間違った本を手放していい

ここが直感に反するところです。もっと本を読み終えるための第一歩は、もっと本を手放すことです。すべての本があなたの粘りに値するわけではありません。この世には10回生まれ変わっても読み切れないほどたくさんの良い本があります。だから、退屈させてくる本、どうしてもなじめない文体の本、あるいは今のあなたには単に合わない本を、罪悪感から無理に読み進める価値はないのです。

間違った本をきれいに手放すことを自分に許すと、良いことが2つ起こります。読書を「読みたくもない本を耐える作業」と結びつけなくなり、そして本当に読み終える本のために時間が空きます。もし全体的に手が止まってしまっているなら、読書スランプを抜け出すためのガイドが、立て直しをさらに深く掘り下げています。

間違った本を手放すのは、失敗ではありません。より良い読書のための、取捨選択です。

今読んでいる一冊を守る

ほとんどの人にとって、いちばん効果的な変化は、一度に一冊だけ読むことです。今読む本を選んで、それを守りましょう。どうしても2冊持ちたいなら、小説1冊とノンフィクション1冊まで。この2つは使う集中力の種類が違うからです。

その本を目に見えるところに置いておきましょう。「これが今読んでいる本だ」という感覚がはっきりしていれば、読みかけの本が新しく届いた本の下に埋もれ、じわじわと遠ざかっていくのを止められます。今読んでいる本と進捗を見せてくれるシンプルな本の管理が、その本を目の前に保ち、いつのまにか消えてしまわないようにしてくれます。

小さな毎日の目標で勢いをつける

読書では勢いがすべてです。毎日こつこつ読み進める本は、頭の中で生き続けます。何か月も間を空けて散発的に読む本は、頭の中で少しずつ死んでいきます。実際に達成できる小さな毎日の目標を決めましょう。1日10ページあれば、たいていの本は数週間で読み切れますし、調子のいい夜にはそれよりずっと多く読むことになります。

小さな数字のねらいは数字そのものではなく、とにかく顔を出すことです。継続はいつだって強度に勝ります。これは、毎日の読書目標として、ページ数か、あなたに合った無理のないペースを割り出す読了日のどちらかで組み立てられます。

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毎日同じ時間に読む

習慣はきっかけに結びつきます。読書を「たまたま思い出したときにやること」にしていると、毎回スマホに負けてしまいます。決まった瞬間に結びつけましょう。朝のコーヒーと一緒に10ページ、寝る前に20分、通勤中に1章。1日のうちのいつかよりも、規則正しさのほうが大切です。

読書が1日の中に居場所を持つと、やる気に頼らなくてよくなります。本は、決めるまでもなく歯を磨くのと同じように、その時間になったらただやることになるのです。

ゴールを目に見える形にする

私たちは、自分が読み終えられると思える本を読み終えます。じわじわ進む進捗バー、減り続ける残りページ数、顔を出すたびにごほうびをくれるストリーク。こうした小さな合図が、本物の引力を生みます。それらは漠然とした「読み終えなきゃ」を、具体的な「70%まで来た、終わりが見える」に変えてくれるのです。

それが記録の静かな力です。データそのものが目的なのではありません。本を目の前に、ゴールを視界の中に保ち、勢いが残りの道のりを運んでくれるようにするためのものです。

まとめ

本を読み終えられないのは、たくさん始めすぎて、一部を義務感で読み、間の空いた時期に勢いを失い、読んでいる本を目の前に保つ仕組みがないからです。そこを直せば、景色は一気に変わります。間違った本を罪悪感なく手放し、一冊を守り、小さな毎日の目標を決め、時間に結びつけ、進捗を記録してゴールが見えるようにしましょう。それができれば、「本を読み終える方法」はもう問いかける疑問ではなく、あなたが当たり前にやっていることになります。

よくある質問

読み始めた本を、なぜいつも読み終えられないのですか?

たいていは怠けているからではありません。いちばんよくある原因は、一度にたくさんの本を始めすぎること、興味ではなく義務感で本を選ぶこと、間が空いて勢いを失うこと、そして今読んでいる本を記録する仕組みがないことです。そこを直せば、読み終える割合は上がります。ときには、うまくいっていない本を素直に手放して先へ進むのが正解のこともあります。

本を最後まで読まなくてもいいのでしょうか?

いいのです。人生は短く、一生かかっても読み切れないほど良い本があります。ある本があなたの時間に見合っていないなら、それを手放すことで、実際に読み終えて楽しめる本を読む余裕が生まれます。粘りは、それに本当に値する本のために取っておきましょう。

ついつい途中でやめてしまう本を読み終えるには?

今読む本を一冊選んで守り、1日10ページのような小さな毎日の目標を決め、毎日同じ時間に読んで勢いをつけ、その本を物理的にも気持ちの上でも目の前に保ちましょう。ゴールが近づいてくるのが見えるように進捗を記録することは、意志の力よりずっと助けになります。

本を読み終えるには、1日何ページ読めばいいですか?

1日10〜20ページでも、たいていの本は数週間で読み切れます。正確な数字よりも、継続のほうが大切です。実際に達成できる小さな毎日の目標は、2日で投げ出してしまう意欲的な目標に勝ります。

本は一度に一冊読むべきですか、それとも何冊も並行して読むべきですか?

読み終えるのに苦労しているなら、一度に一冊、多くても小説1冊とノンフィクション1冊にしましょう。一度にたくさんの本へ注意を分散させることは、人が途中で止まってしまういちばん大きな理由のひとつです。どの一冊も、最後まで引っ張ってくれるだけの勢いがつかないからです。

読書を記録すると、本を読み終える助けになりますか?

なります。進捗バーが動き、残りページが減っていくのを見ると、勢いと、ちょっとした責任感が生まれます。トラッカーはまた、今読んでいる本を目の前に保ってくれるので、次の新しいタイトルの陰に消えてしまうこともありません。